ユニフォームサプライヤーであるスポーツブランドでは近年、ユニフォームとファッションの融合を意識したデザインやアイテムを次々と世に送り出している。
かつて元日本代表FW城彰二氏もプレーしたスペイン2部レアル・バジャドリーとサプライヤーのKappaは12日、今季のユニフォームを街着向けにアレンジした「アーバンスタイル・ユニフォーム」を発表した。
その名の通り街で着ることを意識したもので、各部のスポンサーロゴマークは“撤去”。少しのアレンジでKappaが得意とするエレガントなデザインに生まれ変わっている。
Real Valladolid 2023-24 Kappa Urban Style Home
レアル・バジャドリー 2023-24 Kappa アーバンスタイル ホーム ユニフォーム
アーバンスタイルのホームは胸スポンサーロゴを外したことにより、非常にレトロなストライプユニフォームへと変貌を遂げている。ヴェネツィアやモナコなど素晴らしいデザインのユニフォームを輩出する今季のKappaに、また一つ傑作が誕生した。
基本的には胸と左袖のスポンサーロゴ、そして右袖のリーグバッジを外した以外は今季のホームユニフォームと同じ。だが、たったそれだけの変化で全く印象の異なるデザインへと生まれ変わっている。
画像左が今季のホームユニフォーム。そして右はそのモチーフとなった1983-84シーズンのホームユニフォーム。
2023-24シーズンはクラブ唯一のタイトル「コパ・デ・ラ・リーガ・デ・エスパーニャ」優勝から40周年という節目で、それを祝して40年前のユニフォームデザインが使われている。
ゴールドで彩る両袖のKappaロゴマークも華やか。これは優勝40周年を祝う色だが、アーバンスタイル・ユニフォームだとより美しく輝いている印象だ。