契約満了でフランクフルトを退団した後にラツィオへ移籍した鎌田大地。
そうしたなか、ドイツ紙『Spox』は、「ドルトムントが夏に狙っていた選手たちはどうしてるのか」という特集を伝えた。そのひとりとして鎌田もピックアップされている。
「鎌田はブンデスリーガに残り、ドルトムントのユニフォームに着替えると可能性が高いとされていた。交渉は進展していると言われていたが、最終的にこの日本人はドルトムントを断った。
その代わりに鎌田はイタリアに移り、ラツィオと1年契約を締結。6試合連続先発と好スタートを切り、ナポリ戦では決勝ゴール、ユヴェントス戦ではアシストも記録した。
だが、9月中旬以降はプレータイムが減少。大抵の場合はワイルドカードに過ぎず、ベンチで90分を過ごすこともある。
早ければ来夏にもラツィオを退団するという噂も浮上。彼の契約には3年(2年のはず)の延長オプションもあるが、現時点ではシーズン後に満了する。そのため、鎌田とラツィオには誤解が生じている可能性がある」
マウリツィオ・サッリ監督はスペイン人MFルイス・アルベルトと鎌田の共存は難しいと考えており、ベンチを温めることが多くなっている。フランクフルトへの電撃復帰説が流れるなど去就が注目されているが、果たして。