サッカー界で散発的に起きている選手の心停止。今年3月にはスペインのコルドバに所属するドラジサ・グデリが試合中に倒れるアクシデントに見舞われた。
セビージャのセルビア代表ネマニャ・グデリの弟である彼は心停止を起こした後、不整脈に対処するICD(植込み型除細動器)を体内に埋め込んでプレーを続けてきた。
だが、3日に行われた3部リーグのメリージャ戦でふたたびアクシデントが発生。試合中に突然倒れるとすぐに立ち上がったが、足元がふらついており、そのまま交代となった。
その後、コルドバは、グデリに問題はないとの声明を発表。監督は「彼は大丈夫だ。大きな恐怖があったが、無事だった。ずっと意識はあった」と述べている。
『Marca』によれば、グデリは3月に心停止を起こした後、サッカーを続けられるという診断結果を受けたそうで、コルドバとの契約を2025年まで更新していたという。実際、今季はチームで唯一全14試合にフルタイム出場していた。