1月に行われるアジアカップ2023。カタールを開催地としているため、1月から2月にかけての冬に試合が設定されている。
日本代表がグループステージで対戦するのはベトナム、イラク、そしてインドネシアの3チームとなっている。
それに合わせて、今回ベトナムのメディアである『tuoitre』が浅野拓磨のインタビューを行っていた。
浅野拓磨は2022年ワールドカップの3次予選でベトナムと対戦した経験を持っており、相手の印象についても聞かれていたようだ。
浅野拓磨
「実はベトナムの選手の名前はあまりハッキリと覚えていないんです。ただ、彼らのアジリティやテクニックに感銘を受けたことを記憶しています。
ベトナムが弱いチームではないことは明らかですし、過小評価するつもりはないです。日本代表はベトナムを倒すために一生懸命に戦い、100%の力でプレーしなければいけない」
また、ベトナムの選手が海外でプレーしたいと思った場合に必要なことは?と聞かれた浅野拓磨は以下のように話しているよう。
「僕の意見では、まずは国内リーグでいいプレーをしなければならないということ。そして、その現状に満足してはいけないということ。
現状に満足するのではなく、代わりに夢を持つ必要がある。それに向かって常に改善するために毎日努力することだと思う」
「日本の選手も、みんな代表チームに入るときには適応しなければいけないし、努力が必要になる。それができなければストレスを感じることになる。
僕もそうだった。代表チームに何度も入って、ヨーロッパで長くプレーできたから、そのプレッシャーから徐々に解放された。
日本代表はヨーロッパのトップリーグでプレーする多くの選手のおかげで、このところいいプレーをしている。
ブンデスリーガのチームはどこも本当に強くて、毎週のように嫌な相手と戦うことになる。だから多くの努力をしないといけない。だからキャリアを築くにはいい環境なんだ。
ただ、ドイツに来てカルチャーショックを受けて帰っていった日本人選手もいる。ヨーロッパに留まる勇気がある選手は、間違いなく進歩することができると思うよ」
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なお、このインタビューに対して「彼らは裕福で発達した国に生まれ育ったが、それでも常に海外に出てプレーしようと努めている」と、その謙虚さを称賛するコメントが書かれている。