先日行われたブラジル全国選手権のコリンチャンス対アトレチコ・ミネイロで生まれたフリーキックの場面が話題になっているようだ。

その場面は1-1で迎えた後半31分。アトレチコ・ミネイロがフリーキックを与えられたところであった。

キッカーがゴールに向かってシュート性のボールを放つと、コリンチャンスのカッシオはそれをなんとスルー。そのままゴールの中に流し込まれたのだ。

これはなぜかと言えば、このフリーキックがそもそも間接フリーキックであったからである。

アトレチコ・ミネイロの選手の数名はゴールだと思って喜びを見せたものの、もちろん誰も触っていなかったために得点は認められず。

カッシオはキャッチをしようとしてミスをするリスクを犯すよりもゴールの中に入れさせてしまおう…というプレーを選択したのだ。

これに対してファンからは「さすがの頭脳プレー」「素晴らしい咄嗟の機転だ」という反応があったという。

【関連記事】サッカー王国ブラジルが産んだ「歴史上最高の5名」

なおカッシオはPSVアイントホーフェンから2012年にコリンチャンスへと加入して以来12シーズンに渡ってレギュラーを務めているベテランGK。1試合のみであるがブラジル代表でもプレーした経験がある名守護神だ。

【厳選Qoly】「人生で一、二を争うくらい辛かった…」ソサイチ選手を襲った溶連菌感染症の恐怖

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら