日本代表は16日、ワールドカップのアジア2次予選でミャンマーと対戦し、5-0で完勝。ホームで白星スタートを飾った。

パナソニックスタジアム吹田で迎えたワールドカップ予選の初戦。日本は中4日となる次のシリア戦が難しい試合となることが予想されるため、この試合は比較的代表歴の浅い選手たちで臨んだ。

GKは大迫敬介。DFは右から毎熊晟矢、谷口彰悟、町田浩樹、中山雄太。中盤の底を田中碧が務め、右のやや高めに鎌田大地。左でトップ気味に南野拓実。サイドは右に堂安律、左に相馬勇紀が張り、1トップには上田綺世が入った

ミャンマーはアウェイで力のある日本が相手ということもあり、5-4-1のシステムで自陣ゴール前にバスを停車させるサッカーを選択。

日本がスペースを見つけることは簡単ではなかったが、11分、南野が出した裏への浮き球パスを上田がうまく頭で合わせて先制点を奪う。

28分には田中のノールックパスを鎌田が受け、ゴール正面から左足のミドル弾を決めて2点目。

前半アディショナルタイムには堂安のスルーパスから上田がゴールへ流し込み、日本が前半でリードを3点に広げる。

日本代表は後半頭から谷口と鎌田に代えて渡辺剛と佐野海舟を投入。ハーフタイムにやり方も整理され、50分、再び南野のパスから上田が冷静にチーム4点目を決めてみせた。

上田は代表で初めてのハットトリックを達成している。

日本はその後、南野、上田、大迫に代わり、細谷真大、守田英正、前川黛也が出場。ミャンマーを相手に攻め続け、86分には守田のパスから堂安が決定的な5点目を奪う。

ガンバ大阪出身の25歳は嬉しい代表でのパナスタ初ゴールとなった。

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そのまま5-0で勝利した日本代表。このあとはサウジアラビアへ渡り、21日にシリアとの予選第2戦に臨む。

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