アーセナルの日本代表DF冨安健洋が9日に行われるCLセビージャ戦に向けた前日会見に登場した。
記者からは両足を遜色なく使える強みについての質問も飛んだ。
ミケル・アルテタ監督は両足を使えることや守備的規律を植え付けられた“教育”に感銘を受けているが、なぜそうなれたのかと聞かれた冨安はこう答えていた。
「正直に言うと、両利きになるための練習はしていないです。
子供の頃、右足にボールがあれば右足でプレーし、左足にボールがあれば左足でプレーしました。
だから、両利きになるための練習はあまりしていないんです。説明はできません(笑)でも、そういうことなんです」
「(左SB、右SB、CBで起用されることについて)
簡単ではありません。試合ごとに自分の役割は変わります。
でも、一番大事なのは、ピッチ上でどう振る舞うか、どれほど勝ちたいか、どれだけ相手に勝ちたいか。
それは変わらないので、自分の仕事はピッチ上で100%を尽くすこと。どのポジションでプレーするかは関係ありません」
両足から正確なボールを繰り出せることが冨安の強みでもあるが、特別な練習はしておらず、自然とそうなったとか。
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ちなみに、かつてアーセナルでプレーしたスペイン人MFサンティ・カソルラも両利きだったが、彼の場合は「ある時右足を少し痛めたんだ。それから左足をより使うようになった」ことで両利きになった。