日本人もプレーするドイツ。そのドイツの2部チームであるオスナブリュックの従業員雇用契約が現地で物議を醸している。
『WELT』などによれば、クラブとの契約には「公共の福祉条項」が組み込まれているそう。
その内容は、環境に配慮しない生活を送る人間は給与を差し引かれるというもの。
考慮されるのは、通勤時間、移動方法、ベジタリアンやヴィーガンの食事など。もし、自動車の運転や肉食をすると賃金が減額されるそう。
ただ、弁護士は従業員の私生活への違法な干渉にあたると非難している。
このような契約は環境保護団体や教会など傾向企業のようなケースなら一定の効力を持つかもしれないが、スポーツクラブにはふさわしくないものであり、労働法を専門とする弁護士は「法的には完全に無効」と指摘している。
クラブ側がこのような条項を契約に盛り込んだ目的は、孫世代に向けた環境配慮ということのようだが…。
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ドイツといえばソーセージのイメージもあるが、2020年には肉の消費量が過去最低を記録するなど、ヴィーガンも増えているとか。