かつてアーセナルのアカデミーで活躍したMFヘンリ・ランズベリーが、かつて精巣がんに罹っていたことを明らかにした。
ランズベリーは2007年にアーセナルのトップチームに昇格し、それからスカンソープやワトフォード、ノリッジ・シティ、ウェストハムなどへのローン移籍を経験。
それから2012年にノッティンガム・フォレストへと完全移籍し、2017年まで長く中心選手として活躍した。
さらにアストン・ヴィラ、ブリストル・シティ、そしてルートン・タウンでプレーし、昨季プレミアリーグ昇格を成し遂げたあとに33歳で現役を引退した。
そしてコロナ禍で設立した芝の有機肥料会社「ゲイングランズ」の仕事に専念することを決め、現在は自身も芝職人として働いているという。
彼は今回『Sky』のインタビューに答え、かつて精巣がんを患ったことを明らかにしたという。
ヘンリ・ランズベリー
「ある日のトレーニング後にシャワーを浴びていたら、体を洗っているときに明らかなしこりの感触があったんだ。小さな豆粒大のものだ。
時間が経てば消えるかと思っていたが、数ヶ月経っても残っていた。シーズンは終わり、休暇に向かおうとしていたところだった。
まず、検査が可能かどうか地元の病院に行ったのだが、数週間先になると伝えられた。でも、休暇に行くのにそれを持ち越すことは嫌だったんだ。
だから、自分だけで抱えていたこの事実をクラブに明かし、助けを求めた。彼らのお陰ですぐに検査を受けることができた。
そしてそれを終えて車に乗ろうとしたところで、ノッティンガム・フォレストのドクターから連絡があって『家に戻って荷物をまとめてこい。今晩手術だ』と言われたんだ。すごく早かったね。でも、これはありがたいことだったよ。
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