2034年に開催されるFIFAワールドカップのホスト国になることが確実視されているサウジアラビア。

立候補していたオーストラリアが辞退したことによって現在唯一の入札者になっており、すでにFIFA会長のジャンニ・インファンティーノもサウジアラビアでの開催を宣言している。

すでにFIFAの内部ではサウジアラビアでの開催を見越しての準備が進められており、もはや対抗する勢力は存在しないと予想されている。

その中で話題になっているのが開催スケジュールの点。昨年末に行われたカタール大会においては、中東地域の猛暑を避けるために11月から12月に行われることになった。

もちろんサウジアラビアも夏は摂氏50度を超えるような気温になるため、カタールと同じように冬開催になる可能性が示唆されている。

しかしながら『L'Equipe』が伝えたところによれば、サウジアラビア連盟のヤースル・アル・ミスハール氏は以下のように語り、夏の開催も可能だと宣言したそうだ。

ヤースル・アル・ミスハール

「サウジアラビアはあらゆる可能性に対応できる準備ができている。

国の多くの都市において、夏には非常に快適な環境が作られていることは言うまでもなく、スタジアムの冷却方法やエアコンの追加を可能にする多くの新しい技術がる」

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カタール大会ではスタジアムの冷房のみではなく練習場やホテルなどあらゆる場所への影響を加味して冬の開催となったが、サウジアラビアはそれらに対応できる準備もできているという。

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