今季、リヴァプールに移籍した日本代表MF遠藤航。先日のUEFAヨーロッパリーグで移籍後初ゴールを決めたが、出場機会はそれほど多くない。
そうしたなか、元リヴァプールDFスティーヴ・ニコルが『ESPN』でこう述べていたそう。
「彼(ユルゲン・クロップ監督)は、アレクシス・マカリステルを少し深い位置に置く余裕がある。それでもチームの攻撃は非常にいいからね。
ただ、彼が遠藤を信頼しているとは思わない。そう言ったほうがいいかもしれない。
彼を先発させて、他の2人の位置を上げるほどにはまだ信頼していない」
アルゼンチン代表MFマカリステルは攻撃が持ち味だが、リヴァプールでは守備的MFの位置での起用が多い。一方、遠藤は守備的MFが本職。
現時点では、クロップ監督は遠藤をまだ信頼しきっていないと感じているようだ。
【関連記事】海外日本人、欧州から見た市場価値が最も高い10人(2023年最新版)
なお、61歳のニコル氏は右サイドバックを主戦場に1980~90年代にリヴァプールで通算450試合以上に出場した人物。リヴァプールでは4度の1部リーグ優勝、3度のFAカップ優勝を経験したほか、1989年にはFWA年間最優秀選手賞にも選ばれている。
【厳選Qoly】日本代表、2024年に評価を下げてしまった5名の選手