――嬉しさよりもやっぱりホッとした気持ちが一番?

「そうですね。本当に色々な感情から少し解放されたというか。僕も勝手になんですけど、重圧をちょっと感じていたところもあったので。だからそこはホッとしてます」

――目が赤いので、涙を流したのかなと。

「まあ少し(涙は)出たんですけど…。

でも僕よりも本当、さっきも言いましたけど、僕は7月に町田ゼルビアへ入ってまだたった3ヶ月しかいなくて、正直なところ詳しい歴史だったりをまだ学んでいる段階です。僕よりも何年もいる先輩もいますし、それこそ今年の1月にシーズンスタートして、この町田から移籍していった選手も10人近くいると思います。

そして今の選手たちが築いてきたものであって、そこも本当に僕は…入ってきたことに対して、みんなも気持ちよく快く受け入れてくれましたし、分からないこともあった中でも常に声を掛けてくれました。本当に感謝の気持ちしかないですね。そこが一番大きいです」

――ヴェルディもJ1に昇格してくれたら、ちょっと嬉しいとかホッとするみたいな気持ちは?(※東京ヴェルディは39節終了時点で2位清水と勝ち点2差の4位)

「もちろんヴェルディにいた時もJ1昇格しか目指していなかったので、そこは素直に上がってほしいというのはあります、はい。

こんなことを言ったらまたちょっと…『お前が言うな』と言われてしまうと思うんですが、陰ながらこっそりとちょっと応援します。

まあ僕は伝えているんで。いわきFCもそうですけど、何があってもずっと応援をしています」

町田は今週末、29日(日)14時からツエーゲン金沢と町田GIONスタジアムで対戦。

今季のホーム最終戦となるこの試合に勝利すれば、町田のJ2初優勝が決まる。

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なお、4位東京ヴェルディはその前日の28日(土)、自動昇格争い生き残りをかけ、3位ジュビロ磐田とのアウェイゲームに臨む。

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