フランスで行われているラグビーワールドカップは28日に決勝を迎える。

そうしたなか、スペインのサッカーチームのキックオフがラグビーみたいだと話題になっている。

2部ラシン・サンタンデールのキックオフシーンがこちら。

キックオフ直後に相手陣内に向かってボールを高く蹴り上げている。

相手のミスやセカンドボールを拾ってチャンスを生み出すことを狙ったものだろうか。

ラグビーやアメリカンフットボールのパントキックのように高くボールを蹴り上げることで落下地点に味方が到達する時間を稼いでいる。

キックオフからロングボールを蹴り込むことはあるが、ここまで高いキックを多用するチームはなかなかないかも。

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スペイン紙『ElDesmarque』では「ラシンの奇妙なキックオフ。相手守備陣にダイレクトでボールを蹴りこむ。ホセ・アルベルト・ロペス監督のチームはかなり特殊なキックオフを実践している。最初のバックパスの後、2人目の選手がボールを浮かせて相手陣内に蹴り込むのだ。これには2部のファンたちも驚き、ラグビーと比較しているが、非常に理にかなっている。相手からのプレッシングを回避しつつ、クリアやリバウンドによってセカンドプレーの機会を生み出す。結果的に1秒目から相手守備陣にプレッシャーをかけることに成功している」と伝えている。なお、ラシンは現在2部で7位につけている。

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