FC町田ゼルビアは3日、DF太田宏介が2023シーズンをもって現役を引退することを発表した。

太田は1987年7月23日生まれの36歳。2006年に麻布大附属渕野辺高から横浜FCへ加入し、プロ2年目にはJ1で17試合に出場した。

移籍した清水エスパルス、FC東京でJリーグ屈指の左サイドバックへ成長すると、2016年1月からはオランダ1部のフィテッセでプレー。1年間の在籍ながら高い評価を受けたものの、FC東京復帰を決断し、以降名古屋グランパス、オーストラリア1部のパース・グローリーと渡り歩いた。

そして2022年7月、生まれ故郷のFC町田ゼルビアへ移籍。今季は出場機会こそ少ないが、日本代表で7試合に出場したベテラン選手として首位を走るチームをピッチ内外で支えている。

以下は現役引退を決めた太田のコメント。

「皆様にご報告があります。
今シーズンを最後にプロサッカー選手としてのキャリアを終える決断をいたしました。
これまで所属したクラブをはじめ、関わってくださった全てのサッカーファミリーの皆様に心の底から感謝いたします。
町田で育ち、町田でサッカーを始めた自分が、様々なキャリアを経て、町田で現役を終える。
想像すらできなかった出来すぎたストーリーに自分でもビックリしていますが、とても幸せな選手生活を送ることができました!
本当にありがとうございました!
最後までチームのために全力で戦います。
自分らしく、楽しく、笑顔で!」

太田宏介

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