日本代表チームが活動しているときにYoutubeで公開されている「Team Cam」。
選手やチームが試合に向けてどんな雰囲気で準備をしているのか、現地はどんな状況なのかということを赤裸々に発信している。
今回は先日北九州での親善試合を終えたなでしこジャパンから熊谷紗希、山下杏也加、そして藤野あおばが出演し、来月から始まるパリ五輪アジア予選についてトークした。
これまで何度もオリンピックやワールドカップの予選を戦ってきた熊谷紗希は、アジアでの戦いの難しさを「紅白戦っぽい」と表現していた。
熊谷紗希
「ヨーロッパの大会を身近で見ていると、アジアのチームと試合するときは『レベルが違うな』と思う。
ただ中国、韓国、前回は出てなかったけど北朝鮮。オーストラリアはちょっと別だけど、なんか似てるじゃん。戦い方というか、いろんなものが。
だから一番やりにくい、紅白戦っぽい試合にもなる。それがアジアの難しさかなと思う。みんな同じような。
しかも相手が日本に対してのモチベーションがすごいなと思う。他のチーム同士が戦っているのを見ても感じられないのに、実際に試合をすると『結構やるな…』とか。
私はそこまで感じたことはないけど、もっと前の日韓戦の雰囲気は本当にすごくて。今まで見たこともない韓国の力を出してくる」
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ヨーロッパと比べればレベルの差はあるものの、日本と似たチームが多い上に、日本との試合になると相手のモチベーションが高まってくるためとてもやりにくい…というのが「アジアの難しさ」に繋がっているそう。