セルティックで貢献を続ける前田大然。
決定力や得点力には欠けるきらいがあるが、尋常ではないスプリント力とスピードでチームを助けてきた。
そうしたなか、かつてセルティックやチェルシーでプレーした元イングランド代表FWクリス・サットンは『Daily Record』でこう綴っていた。
前田を100万ポンド(1.8億円)ほどで獲得できたのは世紀のお買い得だ。
彼は3~4人の選手獲得をひとつにしたようなもの。なんてビジネスなんだ。
前田のチームメイトたちは彼のことが大好きなはずさ。だが、対戦相手は彼のことが嫌いだろう。
彼がトッテナム移籍が噂されていたことは知っているが、どれほど強い関心だったのかは分からない。
彼がほとんどのチームにとって歓迎される補強になるのは間違いない。
そして、アンジェ・ポステコグルー監督は彼を獲得した時に得られるものを確かに分かっていた。
もし、チームに前田が10人いたら間違いないね。彼はディフェンダーにとっては悪夢そのもの。文字通り、絶対にとまらないからね。
リヴィングストン戦では90分間情け容赦なかったし、さらに(後半ATでの)得点のシーンで相手を打ち負かすパワーとスピードを持っていた。