U-22日本代表は20日、アジア競技大会のグループステージ初戦でカタールと対戦し、3-1の勝利を収めた。

大岩剛監督が率いることに変わりはないが、基本的にはパリ五輪世代のBチームと言える今回のチーム。

カタール戦の先発は、GKに藤田和輝(栃木SC)。DFは4バックで、右から吉田真那斗(鹿屋体育大)、馬場晴也(北海道コンサドーレ札幌)、山﨑大地(サンフレッチェ広島)、奥田勇斗(桃山学院大)。

中盤はアンカー気味に松岡大起(グレミオ・ノヴォリゾンチーノ)が立ち、インサイドハーフは右に谷内田哲平(京都サンガF.C.)、左に西川潤(サガン鳥栖)。サイドは右を松村優太(鹿島アントラーズ)、左を佐藤恵允(ブレーメン)が務め、トップには内野航太郎(筑波大)が入った。

試合は開始早々の2分、ゴール正面の絶好位で得たフリーキックを谷内田が左上隅の完璧なコースに沈めて日本が先制。さらに25分、西川のクロスを内野が決め、日本の2点リードで折り返す。

個々の技術がしっかりしているカタールは4-3-3の綺麗なサッカーを標榜しており、上手いものの決定打がなかなか出ず。54分にはクロスから決定機を迎えるがヘディングシュートはGK藤田が好守で防いだ。

それでも79分、カタールは左からのクロス性のボールがゴールに入り1点を返すが、日本も88分にセットプレーから山﨑が追加点。そのまま3-1で雨の中での初戦をものにしている。

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日本の次戦は25日。先日のU23アジアカップ予選でも顔を合わせたパレスチナと対戦する。

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