シャツの各部にデザインした点字の内容は次の通り。

胸部にクラブ名「zweigen kanazawa」。右袖にホームタウン名「かなざわ」。背中上部にクラブ理念「ちょうせんを このまちの でんとうに」。右胸の「hummel」ロゴ下にブランド名。

前面裾部分にはクラブ名を点字加工で施し、浮き出た文字を実際に指先で触って読み取れるようにしている。

モデルで登場したブラインドサッカーチーム「ツエーゲン金沢BFC」池端一軌選手は、今回のシャツについてこうコメントする。

「ツエーゲン金沢の選手たちと同じものを着用して戦う時は、『プロと同じユニフォームを着用するからには、自分たちもちゃんとしなければ』といった重みを感じていました。この点字シャツを着ると、今度は視覚障がい者でありながら、その啓発者としても発信していく責任があるように思います。」

このシャツは11月4日の明治安田生命J2リーグ第41節 大分トリニータ戦で、ウォーミングアップ時とピッチ入場時に選手が着用する。

試合当日は3年目となる「Future Challenge Project」を開催。視覚障がい者を対象にした観戦会を行うほか、啓発情報を記載した「応援啓発ハリセン」の配布やブラインドスポーツの体験会、視覚障がいの体験・啓発ブースなどが予定されている。

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点字シャツは9月8日(金)から9月18日(月)23時59分までの期間限定で、クラブ公式オンラインショップにて予約販売を実施する。

詳細についてはツエーゲン金沢の公式ウェブサイトまで。

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