今夏のマーケットでドイツ2部のフォルトゥナ・デュッセルドルフを退団する可能性があると伝えられていた田中碧。
クラブも彼を現金化することを希望して交渉を行ってきたが、350万ユーロの移籍金を支払う相手は見つからず、最終的に田中碧はフォルトゥナ・デュッセルドルフに残っているもの、もちろんまだ出場機会はあまり与えられていない。
『Rheinische Post』によれば、先日行われたカールスルーエ戦の前に田中碧はダニエル・ティウネ監督と会談をしていたとのこと。
ダニエル・ティウネ
「もちろんアオもこの状況には満足していないし、なぜプレーできないのか知りたがっていた。ただ、その時の中盤の状態は良かったので、変更を加えることはできなかった。
常に戦術的なこと、あるいはスポーツ的な判断が、アオにとっては有利になったり不利になったりした。
アオの去就について言えば、彼はここにいるということだ。いつまでフォルトゥナにいるのかということに関しては、彼一人が決められるものではないと思う。
そうでなければ、すでにアオはどこかに行っていたかもしれない。彼がここにいてくれて嬉しいよ」
今回のインターナショナルマッチウィークで日本代表に招集されることになった田中碧であるが、クラブチームではあまりいい状況に置かれていないとのことで、2週間後のハンザ・ロストック戦でもベンチスタートとなるようだ。
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さらにマルセロ・ソボトカが復帰することにより、田中碧の競争はさらに厳しくなると予想されているようだ。