ドイツ2部のフォルトゥナ・デュッセルドルフからの移籍を志願した田中碧。ブンデスリーガなど1部リーグクラブへの移籍を希望しており、フラムやウェストハムなどが関心を示している。
『Express』によれば、フォルトゥナ・デュッセルドルフのダニエル・ティウヌ監督は、田中の去就について「怒ってはいない」とコメントしたという。
同監督は「アオの野心は分かっている。目標はプロサッカーと1部リーグ、それがドイツであろうと他であろうとね。彼の代理人とクラオス・アロフス(SD)は毎日やりとりしている。アオにとってはまず大事なのは、健康になることとピッチに戻ること。今の彼はそれに取り組んでいる」と述べたとのこと。1部リーグに移籍したいという田中の野心は理解しているということだろうか。
同紙では、フォルトゥナ・デュッセルドルフは田中の移籍金を手にした場合、選手補強でチームを強化するチャンスを得るとしている。
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ただ、監督は「今後数週間で選手の持つ野心やクラブの考えを見極める必要がある。その後、解決策が見つかるはずだ。彼が我々のもとでサッカーを続けることになったとしても私は怒らない」とも述べており、残留したとしても歓迎するとのこと。