フランスのスポーツ紙レキップは5日、J1ヴィッセル神戸が元フランス代表MFジョシュア・ギラヴォギに2年契約のオファーを提示したと報じた。

同紙によると、ドイツ1部ヴォルフスブルクから2年契約延長のオファーを断って今夏に契約満了したギラヴォギが神戸から2年契約を提示されたという。現在はサウジアラビアのクラブからのアプローチも拒否し、南フランスで自主トレーニングに励んでいるとのこと。

また同紙は先月8日に川崎フロンターレへ移籍した元フランス代表FWバフェティンビ・ゴミスとはサンテティエンヌでプレーした友人であり、同じリーグに加入すると伝えている。

ギラヴォギはこれまでブンデスリーガ(ドイツ1部)で200試合以上出場した実力者であり、2014年から契約満了までヴォルフスブルクの中盤を支え続けた大型守備的MFだ。2013年からフランス代表に招集され通算7試合に出場している。

ただ神戸は既に同ポジションにハンガリー代表MFバーリント・ヴェーチェイを獲得しており、元スペイン代表MFフアン・マタと共に入団会見も済ませているため、このタイミングでのサプライズ補強があるのか疑わしい状況だ。

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ただ実力は間違いなく、センターバックも兼任できるユーティリティに優れた守備職人が神戸に加入すれば中盤の層は厚くなるが、サプライズ移籍は果たして実現するのだろうか―。Jリーグの追加登録期間は9月8日までであり、この期限まで無所属選手を獲得することができる。

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