プレミアリーグフラムの元オーナーであるエジプト出身の実業家モハメド・アルファイド氏(94)が先月30日、亡くなった。

アルファイド氏は英国の百貨店ハロッズ、ナイツブリッジを経営した実業家で、1997年にフラムを買収してから2013年までオーナを務めた。

息子のドディ氏と交際中のダイアナ妃が1997年の交通死亡事故により事故死したニュースは当時話題となった。

過去に元日本代表MF稲本潤一(現関東1部南葛SC)が所属していたチームでもあるため、日本でも知名度が高い。

フラムは2日に公式X(旧Twitter)を更新し、哀悼の日を表明。また現オーナーのシャヒド・カーン氏が声明を出した。

「フラム・フットボール・クラブの全員を代表して、モハメド・アルファイド氏が94歳で亡くなった訃報を受けて、ご家族とご友人に心から哀悼の意を表します。

フラムの歴史は、アルファイドが会長として与えたポジティブな影響を抜きには語れません。彼の遺産は、プレミアリーグへの昇格、ヨーロッパリーグ決勝、そして選手やチームによる魔法の瞬間として記憶されるでしょう。

私は賢明で色彩豊かでフラムへの献身的なアルファイド氏との時間をいつも楽しみました。そして、2013 年に彼の後任会長として私を信頼してくれたアルファイド氏に永遠に感謝しています。

私は世界中のサポーターとともに、アルファイド氏の追悼を祝福します。モハメド・アルファイド、彼の功績は常にフラム・フットボール・クラブの伝統の中心となるでしょう」

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フラムは現在公式Xのヘッダーをアルファイド氏の写真にして喪に服している。

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