インド1部オディシャFCは30日、元U-18日本代表MFサイ・ゴダードの入団を発表した。サイは2020-2021年シーズンのムンバイ・シティ以来となるインド復帰となる。

サイはイギリス人の父と日本人の母のもとで生を受け、幼少期からイングランドの名門であるトッテナムのアカデミーでキャリアを積んだ。トッテナムU-18では背番号10を背負い、素早い切り返しとアジリティを生かしたドリブルに、優れたパスワークでチームのチャンスメイカーとして活躍。トッテナムU-21まで順調に昇格した。

育成年代の日本代表はU-16から招集され、U-17、U-18とコンスタントに招集されたが、その後は伸び悩みを見せてトッテナムのトップチーム昇格も見送られることになった。

その後はイタリア2部のベネヴェントでプロキャリアを始め、イタリアを含めて5チーム(5カ国)を渡り歩いた。

今回入団したオディシャは和風テイストのムービーで出迎えており、サイの加入を盛大に歓迎していた。

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かつて東京五輪世代大きな期待を受けた26歳は、慣れ親しんだインドで力強くスタートを切る。

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