20日に最終日を迎えた女子ワールドカップ2023。

第9回大会となる「女子サッカーの頂点をかけた戦い」は、スペインの初優勝で幕を閉じた。

オーストラリアとニュージーランドで共催された今大会。出場チームが24から32に増えたことで試合数も52から64へと増加している。

平均観客動員数は最終的に「30,911人」を記録。これは、1991年に女子ワールドカップが初開催されて以降で3番目の数字となる。

最多は1999年アメリカ大会の37,944人、2番目は2007年中国大会の37,218人だ。

ただ、両大会はまだ出場チーム数が16の時代。そのため、総観客動員数は今回「1,978,274人」と歴代最多を記録している。

最多動員を記録した試合は今回、なんと5試合。決勝や準決勝などシドニーのスタジアム・オーストラリアで開催された5戦すべてが「75,784人」を動員している。

【関連記事】オーストラリアのテレビ番組史上最高の視聴者数となった女子ワールドカップ準決勝 シドニーの街をジャックする恐るべきパワー

なでしこジャパンは惜しくも準々決勝敗退に終わったが、日本が優勝した2011年以来となる初優勝チーム(スペイン)が生まれた今大会は、女子サッカーの歴史に新たな1ページを記した大会となった。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介