今週末に2023-24シーズンが開幕するセリエA。

ローマは開幕前最後となるプレシーズンマッチでパルティザニ・ティラナ(アルバニア)に2-1で勝利した。

そうしたなか、『Corriere dello Sport』は、ジョゼ・モウリーニョ監督が驚きの采配を見せたと伝えている。

モウリーニョは先発起用した新戦力MFフッサーム・アウアールを残り10分ほどでベンチに下げたのだが、交代選手がおらず、ローマは10人のまま試合を終えたのだ。

この日のローマは、第3GK以外の控え選手全員を途中投入しており、80分の時点で残っている選手はGKしかいなかった。

それでも、モウリーニョはアウアールをベンチに下げた理由は、2つあったそう。

ひとつは、相手から激しいマークにあっていたアウアールが怪我をしないよう守るため。

もうひとつは、人数的なバランスをとるため。

試合終盤、パルティザニ・ティラナの監督は前半終了時点ですでに交代させていた選手を投入しようとしたものの、レフェリーは当然ながらそれを認めず。

その采配ミスで相手は10人でプレーしていたそうで、モウリーニョは公式戦でもないのに数的有利でプレーしても意味はないと判断。チームのなかで最もテクニックのアウアールを外すことにしたとか。

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ローマは21日のセリエA開幕戦でサレルニターナと対戦する。

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