12日、女子ワールドカップ2023の準々決勝で、開催国オーストラリアとフランスがブリスベンのラング・パークで対戦した。

試合は序盤こそフランスペースで進んだものの、地元の大声援を受けるオーストラリアが勢いを持って攻め込む場面が徐々に増え始める。

41分にはフランス守備陣の連係ミスから豪FWメアリ・ファウラーがガラ空きのゴールにシュートを放つが、これは仏DFエリサ・ドゥ・アルメイダのスーパーブロックに阻まれた。

オーストラリアは後半、55分に負傷明けの絶対的エース、サム・カーを投入。試合は一進一退の攻防が続き、延長戦でも決着は付かず、勝負はPK戦へ。

後攻のオーストラリアは決めれば勝利だった5人目、GKマッケンジー・アーノルドがポストに当てて外してしまう。

しかし迎えた10人目、フランスのヴィッキ・ベショが失敗したのに対し、オーストラリアはコートニー・ヴァインが落ち着いて成功。

【関連記事】「ゴール後にユニフォームを脱いだ」女子サッカーのスター選手5名

PK戦を7-6で制した「マチルダス」ことオーストラリアが、ワールドカップで初の準決勝進出を決めた。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介