今夏のマーケットでパリ・サンジェルマンとの関係が悪化しているフランス代表FWキリアン・エムバペ。
彼は2024年6月30日までとなっている契約を延長しないという方針をクラブに伝えたと言われているが、経営陣はそれに反発。
急遽日本と韓国を訪れるアジアツアーのメンバーからエムバペを除外しており、メディア対応でも彼に関する質問はほとんど許されない状況となっているという。
そして現在新加入のイ・ガンインを産んだ韓国でツアーを行っているパリ・サンジェルマンは、開幕に向けて公式ウェブサイトを更新。
そこではなんとトップページのメインイメージからキリアン・エムバペが排除されることに…。
彼の代わりにチームの看板として選ばれたのはネイマール、イ・ガンイン、マルコ・ヴェッラッティ、マルキーニョス、そしてリュカ・エルナンデスであった。
もちろんこれはアジアツアーに参加しているメンバーで撮影したのかもしれないのだが、現在のパリ・サンジェルマンとエムバペの対立を象徴する出来事であると話題になっている。
なお、エムバペは現在ユリアン・ドラクスラーやレアンドロ・パレデスなどアジアツアーから外れた選手たちとともにポワシーの練習場でトレーニングしている。
パリ・サンジェルマンはエムバペの放出に前向きだとされているが、希望している移籍金は2億ユーロ(およそ312.5億円)であると伝えられる。
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サウジアラビアリーグのアル・ヒラルのみがそれを超える額を提示したとされるが、それはエムバペ自身が拒否しているために交渉は行われていないという。