2年連続となるジャパンツアーのラストマッチ、1日のインテル戦は1-2の逆転負けという結果に終わったPSG。

ルイス・エンリケ新監督の持ち味である緻密なポゼッションサッカーを序盤から展開したが、選手間の連携が未成熟で特に相手が慣れた後半はボールが外回しになる場面が目立った。

それでも個の打開力はさすがで、63分、23歳のポルトガル代表MFヴィティーニャのスーパーミドルで先制。

終盤の連続失点により4日前のセレッソ大阪戦(2-3)に続く逆転負けは喫したものの、両チームが高い強度を発揮したことで収穫と課題が浮かび上がる良いテストマッチになった。

試合後のフラッシュインタビューでPSGのルイス・エンリケ監督は以下のように語っていた。

Q.難しい試合だったが、どう振り返るか?

「とても良い印象の試合だったと感じています。チームのコンディションもよかったですし、高いインテンシティでプレーができたので、私たちとしては素晴らしい試合ができたと感じています」

Q.日本のファンの声援はどのように感じましたか?

「日本のファンのことは誇りに思っています。PSG のことを愛してくれていますし、PSG のサッカーを愛してくれているので、私たちを支えてくれたことを誇りに思っています」

Q.来シーズンの目標は?

「リーグ序盤から良いスタートを切れるように、チームの目標を定めてメンバー構成を考えていきたいと思っています」

Q.ファンへ一言

「たくさんの声援を本当にありがとうございました。引き続きよろしくお願いします」

「ファンの声援」に関しては、この日おそらく子供たちによる「ネイマール!」の大コールがたびたび国立競技場に鳴り響いた。

キリアン・エムバペが急遽遠征メンバーから外れたため、大きな注目を集めたブラジル代表の10番。しかし結局この試合もベンチから出ることはなく、3戦連続出場なしに終わっている。

7月29日に同じ国立で行われたバイエルン対川崎フロンターレを上回る、50,139人が入った一戦であまり良い印象を残せなかったPSG。

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ピッチ外の喧騒とともに本日韓国へ渡り、3日には全北現代モータースと対戦。3連覇を目指すリーグ・アンは11日に開幕する。

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