J2ベガルタ仙台は3日、元日本代表のJ1名古屋グランパスMF長澤和輝を完全移籍で獲得したと発表した。

長澤は専修大4年次のユニバーシアードドイツ遠征で当時ドイツ2部ケルンのスカウトから評価され、2013年12月22日にケルンへ加入した。

ケルンではリーグ通算22試合に出場し、2016年にJ1浦和レッズへ完全移籍。期限付き移籍でジェフユナイテッド市原・千葉でプレーを経て、浦和で4季プレーした。その後2021年から名古屋に所属した。

2017年には日本代表に選出され、通算1試合出場。多種多様なポジションでプレーできるマルチロールで、ボールコントロールとドリブルにも優れている。日本帰国後は球際で違いを見せ、ハードなタックルと正確なインターセプト技術を持つ中盤の汗かき役として活躍してきた。

長澤は

ベガルタ仙台のファン、サポーターのみなさま、はじめまして長澤和輝です。シーズン途中での加入となりますが、1日でも早くチームに溶け込み、勝利に貢献できるようにがんばります。応援よろしくお願いいたします。

とコメント。

【関連記事】海外からキャリアを開始!Jリーグで活躍した「逆輸入選手」10人

仙台は現在J2で22チーム中14位とJ1昇格レースから遠のいている状況。先月31日には元日本代表FW齋藤学を獲得しており、長澤の加入で後半戦に向けて勢いをつけたい。

【厳選Qoly】インドネシアの帰化候補「150人超」に対し…帰化して日本代表になった7名