でもいろんな先輩たちが泣きながら『お前が引っ張っていけよ』と。アニメでよくあるような、あんな感じで。

そこで『自分は変わらないといけない』と思って。次の日から坊主にして、変わったという感じですね。気持ちの面で」

内田「すごいね、その1メートルでシュートを外したからこそ今の鎌田くんがある」

鎌田「ほんとにもう、先輩たちには申し訳ないですけどね。あのようなことがあったから、多少は変われたのかなと」

内田「僕も1年生のころは坊主でしたよ。マッチ棒と呼ばれて(笑)」

鎌田「僕は髪の毛がすぐ伸びるようなシャンプーを使ったりとかしてました(笑)。

『手の爪と爪を擦り合わせてたら髪の毛が伸びやすくなる』と友達が言っていたから、授業中ずっとそうやってたりとかしましたよ」

決定的なシュートを外してしまったことでサッカーを辞めようと思うほど落ち込んだそうだが、先輩たちにあとを託されたことで心を入れ替えられたのだという。

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ただ、坊主のヘアスタイルについてはそれでもやや抵抗が残っていたようだ。

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