アルフォンソ・デイヴィス

22歳のカナダ代表、市場価値7000万ユーロ(109.6億円)

リベリア内戦から避難したリベリア人の両親のもと、ガーナの難民キャンプで生まれ、5歳の時に移住したカナダで育った。

MLSバンクーバー・ホワイトキャップスで弱冠15歳でプロ契約すると、MLS史上最高額でバイエルンに引き抜かれた。

ブンデスリーガでも最強クラスのスピードを持ち、怒涛の攻撃参加で相手守備陣を恐怖に陥れる。

もとはウィングだったが、バイエルンでは左サイドバックにコンバートされブレイク。いまでもカナダ代表ではアタッカーとしてプレーすることが多い。

明るいキャラクターとしても知られるが、「プロサッカー選手としての生活は素晴らしいよ。でも、練習が終わった後は何もすることがないんだ。一緒に暮らす家族も彼女もいない。だから、孤独なんだ。友達も5人くらいだしね」と告白したことも話題になった。

昨年、バンクーバー時代の同僚だった工藤壮人さんが死去した際には、哀悼の意を表している。