シャツを覆うウェーブ状のグラフィックは、胸のエンブレムをモチーフにミラノの伝統的なファッションスタイルでアレンジしたもの。常にフットボールとファッションがその中心に存在する都市ミラノのチームらしいデザインだ。
そしてエンブレムをアレンジしたグラフィック以上に注目したいのが、レッドとブラックの2色による垂直ストライプ。
ホワイトのアウェイに2色の垂直ストライプは、過去30年間で2度しか登場していない。“リベリアの怪人”ジョージ・ウェアが強烈な存在感を放った1995-97シーズンモデルと、ズラタン・イブラヒモヴィッチがアイコンとして君臨した2011-12シーズンモデルだ。
とくに今回の新ユニフォームは、11-12アウェイユニをベースにデザインされているのだろう。
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ミランは7月から8月にかけてバルセロナやユヴェントスなどとプレシーズンマッチを行い、8月22日に2023-24シーズンの開幕を迎える。その開幕戦は敵地でのボローニャ戦となるため、このアウェイユニフォームの出番となりそうだ。
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