シント=トロイデンは今季、元ヴィッセル神戸のトルステン・フィンク監督を招聘。

また、37歳になった元日本代表FW岡崎慎司と契約を更新した。

岡崎は昨季30試合に出場しながら1ゴール。FWとして結果を残したとは言い難いが、クラブとフィンク監督は彼との契約更新を選択した。

その理由や岡崎に対する評価について20日の会見でフィンク監督が語っている。

「岡崎選手は皆さんご存じの通り、非常に経験豊富な選手です。彼が持っている経験というのは、我々が難しい局面を前にした時にすごく重要になります。

ご存知の通り彼はドイツや他のリーグですごく成功した選手です。彼の年齢はサッカー選手でいうと上のほうになりますが、彼には日本人選手との“架け橋”という役割も担ってもらい、日本人選手がどのように感じているのかをオンザピッチだけでなく、オフザピッチの普段の生活のところでも岡崎選手の経験は非常に大事だと感じています。

そういった彼の経験は日本人選手だけではなく、全ての選手や我々コーチ・スタッフにとってもすごく良い影響があります。岡崎選手は私にとって『右腕的存在』です。彼を重要なポジションに置いて、一つのチームとしてまとめあげる仕事を今しています。

多くの選手はすぐに試合に出たい、すぐにプレーしたいと考えていますが、岡崎選手はそこを経験であったり、彼のキャラクターでしっかり選手とも対話してくれていて、うまくバランスを取ってくれる存在です。

彼と一緒に、多くの選手が適したシステムにきちんと落とし込める、慣れることができるよう我々は準備しています。そういった中で日本人選手に限って言いますと、選手たちの準備ができていればしっかりと試合に出られるのかなと考えています」

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岡崎にも注目のシント=トロイデン。30日(日)のリーグ開幕戦では、川辺駿が加入したスタンダール・リエージュとホームで対戦する。

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