20日に開幕を迎えた女子ワールドカップ2023。ニュージーランドとオーストラリアの2カ国を会場に熱い戦いが繰り広げられる。

その大会の口火を切る開幕戦は20日、日本時間の午後4時からキックオフされた。対戦したのはホスト国のニュージーランドと北欧の強豪ノルウェー。

FIFAランキングでは26位となっているニュージーランドは、12位のノルウェーよりもかなり格下といえる存在であったが、ホームアドバンテージのなかで序盤から試合のペースを握る。

そして48分、ニュージーランドが速攻から先制ゴールを奪取。右サイドを抜けたジャクリーン・ハンドのクロスを、中に飛び出したハナ・ウィルキンソンが合わせてネットを揺らす。

ビハインドを背負ったノルウェーはアダ・ヘゲルベリやグロ・ライテンらを中心に攻め込んでいったものの、なかなかゴールに至らず。そして87分には逆にニュージーランドMFシュタインメッツのクロスがノルウェー選手の手に当たったということでVARチェックの末にPKの判定に。

これを蹴ったリア・パーシバルのシュートはクロスバーに当たって失敗に終わるも、試合はこのまま1-0で終了。ニュージーランドが1点のリードを守りきり、自国開催のワールドカップ初戦を勝利で終えた。

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これは6大会目の出場であるニュージーランドにとって、ワールドカップ16試合目での記念すべき初勝利にもなった。

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