三笘薫が所属するブライトンはプレミアリーグ6位となり、クラブ史上初となるUEFAヨーロッパリーグ出場権を手にした。
BBCによれば、ブライトン、アストン・ヴィラ、ミランはUEFAのルールを順守するための重要な変更を行ったことで、来季の欧州コンペティション出場が認められたとのこと。
ブライトンのオーナーであるトニー・ブルームは、ベルギー1部のユニオン・サン=ジロワーズも保有。町田浩樹が所属するユニオンも来季のELに予選プレーオフから出場する。
また、ヴィラのオーナーはポルトガル1部のヴィトーリア・ギマランエスの株式も所有しているが、両クラブはUEFAカンファレンスリーグに予選から出場する。
そして、ミランとオナイウ阿道が所属するトゥールーズはRedBird Capital Partnersが大株主となっており、それぞれ来季のCLとELに出場する。
UEFAは、「いかなるクラブも、直接、間接を問わず、UEFAのクラブコンペティションに参加する他のクラブの株式などを保有したり、取引したりすることはできない」としている。
ただ、当該クラブが実施した重要な変更によって、「複数のクラブに関する投資家の影響力と意思決定権が実質的に制限され、複数クラブ所有のルール遵守は保証される」とのこと。
ただし、関係クラブは、2024年9月までは直接・間接的な完全移籍やローン移籍を行わないこと、スカウティングやデータベースの共有もしないことに合意した。
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これにより、三笘薫のようにブライトンからユニオンにレンタル移籍させることは2024年9月まで出来ないことになったようだ。期間は来夏までだが、ブライトンの移籍戦略に影響が出るかもしれない。