北中米カリブ海サッカー連盟の王者を決めるCONCACAFゴールドカップ。その大会に出場していた4名のキューバ代表選手が、第2節の試合に向かう飛行機に搭乗しなかったようだ。

キューバ代表チームは27日にフロリダのDRV PNKスタジアムで行われたグアテマラ戦で0-1と敗北していた。

その後土曜日に行われるグアドループ戦に向けてヒューストンへと移動する予定であったが、4名の選手が空港に姿を見せることなく行方不明になったという。

行方不明となったのはMFロベルネイ・カバジェロ、MFカルロス・デニルソン・ミラネス、MFネイセル・サンド、そしてDFジャサエル・エレーラであるとのこと。

ジャーナリストのフランシス・ロメロ氏の報告によれば、彼らは亡命してプロのサッカー選手としてプレーする可能性があるそうだ。

キューバ代表チームはこれまでゴールドカップに12回出場しているが、その中で19人の亡命者を出している。なお、2019年大会、2015年大会にも同じように4名ずつが亡命した。

それを防止するためにキューバ政府が規制を強めたところ、2021年大会ではそもそも出場予定だった選手が渡航ビザを入手できなくなり、参加の辞退を余儀なくされている。

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ちなみに、2023年に入ってからの半年だけでキューバのアスリートが海外遠征中に亡命するのは、中日ドラゴンズに所属していた野球選手ジャリエル・ロドリゲスを含めて33人目となっているそうだ。

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