イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドが、カタールの王族が率いるコンソーシアムに株式を売却するための交渉を行っているとのこと。

マンチェスター・ユナイテッドは現在アメリカ人のグレイザー・ファミリーによって所有されている。

しかし今夏はその株式の売却に向けて動いており、その譲渡先については2つの候補が選ばれていた。

一つはイングランドの化学品メーカーINEOSの創業者である富豪ジム・ラトクリフ氏による提案であった。

そしてもう一つはカタールの王族シャイフ・ジャシム・ビン・ハマド・アル・サーニー氏を中心としたコンソーシアムである。

今回『Reuters』が伝えたところによれば、マンチェスター・ユナイテッドは現在後者のカタール系コンソーシアムと独占的な交渉を行っている状況となっており、買収額は60億ドル(およそ8389.2億円)を超えるものになるという。

とはいえ、ジム・ラトクリフ側から新たな条件での入札が行われた際にはその独占権が維持されない可能性があり、状況は依然として流動的なものであるそうだ。

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このニュースを受けてマンチェスター・ユナイテッドの株価は最大15%もの上昇幅を記録しているという。

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