今年1月20日にスペインで逮捕された元ブラジル代表DFダニ・アウヴェス。ナイトクラブで23歳の女性を性的暴行した疑いにより、身柄を拘束されている。

その逮捕からしばらく経過した2月にダニ・アウヴェスは保釈の要請を行っていたが、当時それは却下されていた。

それに対してダニ・アウヴェス側は控訴を行い、改めて保釈を行うよう要請をしていたものの、今回再びその要請はバルセロナ高等裁判所の裁判官によって却下されたとのことだ。

『Marca』によれば、ダニ・アウヴェスがもし保釈された場合、犯罪者引き渡し条約を結んでいないブラジルへと逃亡する恐れがある…と判断されたという。

同じようなケースでは元ブラジル代表FWロビーニョの件がよく知られており、彼はイタリアのミラノで起こった性的暴行事件で有罪になっているものの、ブラジルへと帰国したために逮捕されていない。これはイタリアとブラジルの間に犯罪者引き渡し条約が結ばれていないためである。

ダニ・アウヴェスは妻(当時)ジョアナ・サンスの母親が死去したため、プレーしていたメキシコを離れてスペインを訪問。その際に当局から身柄を拘束されている。

事件について、ダニ・アウヴェスは当初「告発者と会ったことはない」と証言していたものの、その後それを翻した。

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ただナイトクラブのトイレで性的行為はしたものの、暴行や性的暴行ではなく合意の下で行われていたとして無罪を主張している。

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