今シーズンはスイス・スーパーリーグのFCシオンでプレーしていた元イタリア代表FWマリオ・バロテッリ。先日『Blick』が報じた暴行事件が大きな話題になった。
リーグではわずか5ゴールという成績に終わってしまい、チームの2部降格を止めることができなかったバロテッリ。ピッチ内で期待を裏切っていたほか、ピッチ外でもトラブルを起こしていたという。
記事ではキャンプ地のホテルでチームメイトや女性と朝まで乱痴気騒ぎをしていたこと、そして遅刻と免許剥奪騒動があったことが明かされていた。
さらに大きな話題になったのは、シオンのディレクターを務めているバルテルミ・コンスタンタン氏を暴行する事件を起こしたこと。
コンスタンタン氏がバロテッリを催し事に連れて行った際、彼らはピカチュウやラ・カサ・デ・パペル(スペインのドラマ)の仮装をしていたが、一部のファンに見つかってしまった。
そこでファンが撮影しようとしたところバロテッリが激昂して口論に。それをコンスタンタン氏が止めようとすると、バロテッリから顔面を殴られてしまったという。
さらに先月行われたセルヴェッテ戦で前半のうちに0-3と大きなビハインドを背負ってしまったとき、バロテッリは後半の出場を拒否。これを受けてクラブは彼を追放し、それ以降はチームから除外されている。
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『The SUN』によれば、シオンの会長を務めているクリスティアン・コンスタンタン氏はバロテッリをこう評価していたという。
クリスティアン・コンスタンタン
「マリオ・バロテッリは我々が寄せた信頼に答えてくれず、我々の多大な努力に報いてくれなかった。
この少年のような男は、集団を統治するためにあるルールを理解せず、自分以外の人間だけを縛るものだと考えている。
もし代理人が我々ほど金銭的な価値を考えない国にバロテッリを送るのならば、すぐに再びプレーすることはできるだろう。できないかもしれないがね。おそらくそのほうがいいさ」