マリオ・バロテッリが所属するスイスのFCシオンは、17シーズンぶりの2部降格が決まった。

レギュラーシーズン最下位だったチームは、昇降格プレーオフでも2部3位のローザンヌ=ウシーに2戦合計2-6で惨敗したのだ。

シオンは4月末からの10試合で1分9敗と大失速。バロテッリは今季6ゴールを決めたが、怪我などで18試合にしかプレーできず、昇降格プレーオフにも出場しなかった。

現地紙は「2部に降格したシオン、史上最大の失敗」と伝えている。

【関連記事】「凄い選手がいたのに降格の悲劇を味わった10のチーム」

スイス1部リーグはこれまで10チームだったが、来季からは12チームに増える。『SRF』によれば、シオンの会長は、チームを1部に残留させるために裏技を使おうとしているとか。

すでに1部昇格が決まっている2部優勝チームのイヴェルドン・スポルツへのライセンス付与に対して法的措置に出る意向を表明しているのだ。ただ、現地では冷ややかな目で見られているとのこと。

【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ

大谷翔平より稼ぐ5人のサッカー選手