J1湘南ベルマーレは9日に公式YouTubeチャンネルを更新し、ベルギー1部コルトライクへの期限付き移籍から復帰したMF田中聡の独占インタビューを配信した。

昨夏に田中はコルトライクに期限付き移籍した田中は、今季15試合(内先発出場は10試合)に出場するも、得点やアシストは記録できなかった。

昨年11月以降は負傷などの影響により出場機会をつかめず、コルトライクは田中の完全移籍オプションを行使しなかったと見られる。

田中は動画内で「実力的にも、サッカーの技術的にも、まだまだ今いまのままでは海外では成功できないなと思って(湘南に)帰ってきました」と明かした。

移籍当初田中は英語の勉強が持続しなかったという。

それでも「ノリでなんとかなったので、必要なくはないですけど、意外と(語学力が)なくてもいけるな」と乗り切れていたが、ベルント・シュトルク監督から「英語ができないから」とコミュニケーション面を指摘されるシーンもあったと振り返った。

さらにプレー面では得意な形では得意のボール奪取に成功していたが、五分五分に負ける回数が多かった。

田中は「自分の得意だったフィジカル面があんまり武器にならなかったですね」と挫折を口にした。

「試合に出て自分の良さをチームに還元して、それでチームが上に行けばいいかなと思います」と湘南での再起を誓った。

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田中の公式戦出場は第2登録期間(ウインドー)の関係により7月21日以降となる。

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