旗手怜央(現セルティック)
彼もセルティックでポステコグルー監督から重用されてきた選手。
『90min』と『beIN Sports』では、指揮官がトッテナムに引き入れるかもしれない選手として名指ししている。
『90min』
アンジェは2018年に横浜F・マリノスに加入して以来、4-3-3システムに固執しており、ノースロンドンでも同様のシステムを採用するだろう。
しかし、ロドリゴ・ベンタンクールが靭帯断裂から回復している現在、スパーズにはボックス・トゥ・ボックスの8番として優れた能力を発揮できるMFがほとんどいない。
この役割に最も適していそうな2人(タングイ・エンドンベレとジョバニ・ロセルソ)は夏に退団しうる。
ピエール・ホイビュアやパペ・マタール・サールといった他の選択肢もあるが、ポステコグルーは、自身が指揮したセルティックの2年間で最も活躍した選手といえる旗手との再会を試みるかもしれない。
『beIN Sports』
2022年にポステコグルーは、日本サッカーへの深い造詣を活かして、比較的無名と言えた旗手怜央を川崎フロンターレから引き抜いた。
140万ポンド(2.4億円)での獲得は、指揮官の才能を見抜く鋭い眼力と予算をやりくりする能力を見せつけるものだ。それはトッテナムのダニエル・レヴィ会長のもとで働くために必要なものでもある。
この中盤のメトロノームは、ライン間のスペースを見つけ、ディフェンスを切り裂くパスでチームメイトを選び出すことで、ポステコグルーのハイインテンシティな攻撃スタイルを牽引する。
旗手を中盤の中心に置くことで、スパーズはマウリシオ・ポチェッティーノ退任以降にファンたちを苛立たせてきた停滞した横向きのサッカーをついに捨て去ることができるはずだ。