今季低迷しているエヴァートン。今季途中には成績不振でフランク・ランパード監督を解任することになり、最終節を前にまだプレミアリーグ残留を決められていない状況だ。
その中でチームから除外されてベシクタシュにローン移籍させられていたのが、イングランド代表MFデル・アリ。昨季からエヴァートンに移籍していたがほとんど先発出場のチャンスを与えられず、昨年8月にトルコへ渡った。
しかしそこでもセニョール・ギュネシュ監督にあまり評価されず、期限付き移籍の契約も途中でキャンセルされている。
『The SUN』が伝えたところによれば、今回エヴァートンのMFアレックス・イウォビが『FilthyFellas』のポッドキャストに出演。デル・アリがあまりうまく行っていない理由として、練習で頑張っているように見せないタイプだからだと語ったそうだ。
アレックス・イウォビ
「デル・アリに関して言えば…彼もそう言うだろうが、トレーニングで力を見せるような選手ではないんだ。
試合形式のトレーニングはその限りではないけどね。そこではデル・アリのパフォーマンスが見られるよ。
トレーニングマッチの時には、彼はジョークみたいな選手だ。一方で基礎練習やフィジカル練習では…やらないわけじゃないけど、すごく遅いんだ。
だけど試合になれば、彼はゴールを決めるし、アシストもするし、何かをやってのけてくれる。
彼にとってはプレーするのが難しい状況だったんだ。当時のマネージャーはトレーニングをしっかりやるだけでなく、信頼できる選手を求めていたからね。
フランク・ランパード監督はデル・アリに全く信頼を寄せなかった。我々はみんな、デル・アリがちゃんと活躍できることを知っていたけどね」
もちろんデル・アリをあまり使わなかったのはランパードだけではなくトッテナム時代のモウリーニョやアントニオ・コンテもそうだったのだが…。イウォビはエヴァートンでの経験について語っているのだが、トッテナムでもそのようなことがあったのだろうか。