無名高校から大体大を経てプロに

三重県出身の浅野は、全国的には無名高校でサッカーに励んだ。中学卒業後に進学した三重県立四日市四郷高は創部以来一度も全国サッカー選手権に出場していない。

兄の日本代表FW浅野拓磨(ドイツ1部ボーフム)は三重の名門である三重県立四日市中央工業高に進学し、高校卒業後にJ1サンフレッチェ広島に移籍した。

対照的な弟雄也は高校卒業後に大阪体育大へ進学し、同期の菊池流帆(J1ヴィッセル神戸)らと汗を流した。大学4年の11月にJ2水戸ホーリーホックの来季加入内定を勝ち取った。

水戸では快速アタッカーとして活躍しJ2・2019年シーズンで34試合4得点1アシストを記録。この活躍が認められ、兄が所属していたサンフレッチェ広島に入団した。