先日行われたUEFAチャンピオンズリーグ準決勝セカンドレグでレアル・マドリーを4-0で撃破し、決勝に進出したマンチェスター・シティ。

それだけではなく、イングランド・プレミアリーグでも終盤にアーセナルを追い抜いて優勝に近づいており、さらにFAカップでも決勝まで進出している。

国内外の「三冠」が間近となっており、ジョゼップ・グアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティの黄金期と言える結果を残している状況だ。

そしてマンチェスター・シティといえば、2000年代にUAEの投資が入ったことによって大きな経済力を獲得し、それから選手の補強やトレーニング施設、育成機関に多額のお金を使ってきたことで知られている。

しかしながら『Movistar』のインタビューに答えていたマンチェスター・シティのCEO(経営最高責任者)のフェラン・ソリアーノ氏によれば、「お金で勝った」というのは真実ではないという。

フェラン・ソリアーノ

「我々は決して『選手に最も多くのお金を費やしているクラブ』ではない。

チェルシー、マンチェスター・ユナイテッド、そしてアーセナルなど、我々よりも多くのお金を投資しているクラブが他にたくさんある。

マンチェスター・シティが大金を費やしたから勝てているという評価は、全く正しいものではないのだ」

なお、過去10年間で見れば最も選手の獲得に投資したクラブはチェルシーで、18億2000万ポンド(およそ3091.3億円)。

マンチェスター・シティは世界2位となるおよそ15億ポンド(およそ2547.8億円)で、それに続くのがマンチェスター・ユナイテッドの14億5000万ポンド(およそ2462.8億円)程度であるとのこと。

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ちなみに10位までの順位はこのようになっている。

1位:チェルシー(18億2000万ポンド)

2位:マンチェスター・シティ(15億ポンド)

3位:マンチェスター・ユナイテッド(14億5000万ポンド)

4位:ユヴェントス(14億4000万ポンド)

5位:バルセロナ(14億2000万ポンド)

6位:パリ・サンジェルマン(12億9000万ポンド)

7位:アーセナル(10億4000万ポンド)

8位:リヴァプール(10億1000万ポンド)

9位:レアル・マドリー(9億9900万ポンド)

10位:トッテナム・ホットスパー(9億6000万ポンド)

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