5月17日は、国際反ホモフォビア・トランスフォビアの日ということで、フランスのリーグアンでは選手たちが特別なユニフォームで第35節を戦った。

背番号が虹色になったLGBT支援ユニフォームを着てプレーしたのだ。

ただ、オナイウ阿道が所属するトゥールーズではその着用を拒否した選手がいたため、14日のナント戦から彼らを除外することになった。

トゥールーズ

5月17日の国際反ホモフォビアデーに際し、トゥールーズFCとプロサッカー界全体はリーグアン第35節を通じてホモフォビアに反対する。

ただ、一部の選手は、自分たちのイメージとLGBT運動を象徴するレインボーカラーを関連付けられることに反対を表明している。

トゥールーズFCは、選手個人の選択を尊重しており、何度もやり取りを行ったが、これらの選手をナント戦から除外することを決定した。

トゥールーズFCは、18の国籍と5つの大陸を代表する選手が所属するプロチームである。

世界に対してオープンであることは、クラブのDNAに不可欠な部分だ。我が選手たちは、信念や信条に関係なく、人間的な資質で選ばれている。

最後に、トゥールーズFCは、同性愛嫌悪やあらゆる形態の差別との闘いに対する長年のコミットメントしてきた。

20年以上前から、クラブは尊敬、寛容、共有の価値観を促進するために、数多くのプロジェクトを実施・支援してきた」

選手名には言及されていないが、試合メンバーから除外されたのはモロッコ代表ザカリヤ・アブフラルら。彼らは宗教上の理由で拒否したものとみられている。

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なお、オナイウが先発起用されたナント戦は0-0のスコアレスドローとなった。

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