今冬のマーケットでヴィッセル神戸からスコティッシュ・プレミアシップのハーツ・オブ・ミドロシアンに移籍したFW小田裕太郎。
ここまではまだ公式戦9試合の出場となっており、ゴールもアシストも記録していない。ただこのところは2試合連続の先発出場となっており、ようやく戦力として計算されるようになってきた。
4月22日のロス・カウンティ戦では加入以来初となるフル出場を果たし、先週末のセルティック戦では先発から前半終了までプレーしている。
『footballscotland』によれば、ハーツの暫定監督を務めているスティーヴン・ネイスミス氏は小田裕太郎について以下のように話したという。
スティーヴン・ネイスミス
「ユウタロウは、ここに来て落ち着くまで少し時間がかかった選手なんだ。ここ数試合で見られたように、彼はとても優れた特性を持っているよ。
みんな彼の年齢を考えてほしい。まだ21歳という若さで、素晴らしいポテンシャルを持っている。まだ最高の彼を見ていない。
彼は長期契約を結んでいるし、これから夏にかけて大きなインパクトを残してくれるだろう。そして来季はもっと大きな影響力を発揮してくれる。
これからも彼は良くなっていくよ。先週末の試合ではフィニッシュのところで課題があったが、サッカーでは最も難しい部分だ。
スピードやテンポがより速いリーグへとやってきたんだ。時間は必要になるよ。彼のスタイルはとても好きだし、ユウタロウはとても賢い。
彼は試合にいつ絡んでいくか、ポジションをいつどのように取るか、組織的な立ち位置にどう留まるかを知っている。そして敵に驚異も与えられる。
(小田はセント・ミレン戦で出場するか?)
そうなるだろう、試合ごとに違うものが求められる。彼は毎日トレーニングを熱心に行っているし、学ぶ意欲が高い。限られた英語と理解力で我々のやりたいことを受け入れてくれる。だから信頼できる。
できる限りのことをやってくれているよ。週に3~4回のレッスンを受けている。スコットランドの指導者が大声で怒鳴ったり、早口で話したりするとまだ難しいところはあるが、改善されているよ」
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加入から数ヶ月が経ち、小田裕太郎の英語はかなり上達しているよう。指導者の指示も大部分は理解できているそうだ。