現在マンチェスター・ユナイテッドで見事な活躍を見せているイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォード。
ストライカーやウインガーとしてプレーし、豊かなスピードと素晴らしいシュートセンスでゴールを奪うことができる。クラブの生え抜きでもあり、今やユナイテッドの象徴的な存在となっている。
ただ、そんなラッシュフォードでも「トップ下への転向」を希望していた時期があったそうだ。
『FourFourTwo』によれば、マンチェスター・ユナイテッドでアカデミーコーチを務めているニール・ライアン氏は以下のように話していたという。
ニール・ライアン
「U-12やU-13のとき、ラッシュフォードはファンタスティックだったね。年上の選手をしばしば上回っていた。
彼の態度も才能も、いつだって傑出していた。ただ14歳のときに彼は自信を失いかけていて、攻撃的ミッドフィルダーになりたがっていたんだよ。
ラッシュフォードは言っていたよ。もっとボールを触りたいとね。彼は相手を打ち負かすようなスピードがなかったからね。まだ成長途上だった。
ただ、我々はいつも確信していたんだ。彼はストライカーになるだろうとね」
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まだ体が出来上がる前だったためにスピードがなく、前線ではプレーが上手くいかなくなってしまったそう。そのときに中盤へ移ってなくてよかった…と思っている人は多いだろう。