現地時間の19日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝の2ndレグ。
マンチェスター・シティ(イングランド)は敵地でバイエルン(ドイツ)と1-1で引き分け、2戦合計4-1で準決勝進出を決めた。
この一戦でも主役となったのは現在プレミアリーグで32ゴールを決め、アラン・シアラーが持つ34ゴールのシーズン記録に迫っているアーリング・ハーランドだ。
57分、ロングボール一本のカウンターから先制点を奪取。前半にはPKを大きく外してしまう場面もあったものの、これをきっちり取り返した。
ハーランドはこれが今季のCL12ゴール目。通算では(27試合)35ゴールに到達し、元オランダ代表のルート・ファンニステルローイが持つ従来の記録(42試合35ゴール)を大幅に更新した。
そんなハーランドについて、チームメイトであるポルトガル代表ベルナルド・シウヴァは試合後のインタビューで「アーリングは過去の選手とは違う」と絶賛。
「ハーランドは特別な選手だよ。過去にいた選手たちとは違う。彼は多くのタッチを必要としないんだ。85分間、彼は影のような存在だけど一度ボールに触れればゴールになる。そんな特別な選手が前線にいたら守備陣も安心できるよね」
と、試合の中で消えている時間は長いものの圧倒的な決定力を持つハーランドの存在がチーム全体に安心感をもたらしていると話した。
なお、マンチェスター・シティの準決勝の相手は2年連続でレアル・マドリーに決定した。シウヴァは「チームは現時点でとても自信を持っている。勝ち進むことができると思う」と語っている。
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