6日に行われたFIFAワールドカップ・カタール2022のラウンド16、ポルトガル代表はスイスを相手に6-1と圧勝した。
その先制点を決めたのはクリスティアーノ・ロナウドの代役としてスタメン起用されたFWゴンサロ・ラモスであった。
ジョアン・フェリックスのパスからペナルティエリア左に入ったゴンサロ・ラモスは、左足で強烈なシュートをゴール上段に叩き込み、チームは歓喜に包まれた。
話題になっているのはそのゴールセレブレーションの場面。ゴンサロ・ラモスらがピッチの脇で喜んでいるとき、ベルナルド・シウヴァは彼に一旦近づいたあと、喜びの輪を離れて遠くから眺めていたのだ。
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【速報】#ポルトガル🇵🇹 vs #スイス🇨🇭
-前半16分-
ポルトガル先制!!
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— 【公式】FIFA ワールドカップ カタール 2022 @ABEMA (@fifawc_ABEMA) December 6, 2022
その理由はサッカーのキックオフに関するルール。ゴールなどで試合が切れたあと、ゲームを再開する際には「全選手が自陣にいなければならない」という規則がある。翻って言えば、選手が自陣に全員いればいつでも試合を再開できる。
そして、ラインの外にいる選手はその対象から除外されてしまうため、もしベルナルド・シウヴァもピッチから離れていればスイスがゲームを再開できた可能性があったという。
そのため、ベルナルド・シウヴァは一瞬ゴンサロ・ラモスと喜んだ後でピッチに戻り、ゲーム再開を妨害していたのだ。
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一時は「ぼっち」とも言われたポジショニングであるが、これはベルナルド・シウヴァの冷静さが見せたものだった。
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